ドイツ人も知らない小さな田舎ビーレフェルトに留学していたはなし。

国立大学でドイツ語を2年半勉強した後、ドイツのビーレフェルト大学へ2016年9月から留学していました。レベルはB2-C1程度(だと思います)。教育学をメインに勉強しています。私が留学準備をするときに「ビーレフェルト 留学」で検索をするも情報が少なく心もとなかったので、今後ビーレフェルトに来る日本人学生さんの助けになればと思って更新しています^^

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セクシャル・ハラスメントを受けたことがあります。しかも海外で。

 

 

 

 

#MeToo というハッシュタグが最近流行っています。女性を中心に多くの方が『男女平等』をスローガンに戦う日々。

 

しかし今もなお「セクシャル・ハラスメント(セクハラ)」が世界中に存在するのは確かです。セクハラを受けた方が「やめて!嫌だ!」と声をあげて言える世の中とは・・・・・ほど遠いのが現状です。

 

今日は私がみなさんに伝えたいことがあります。知ってほしいことがあります。もしかしたらただの経験談になるかもしれない。でも、それでも、これを書くことで誰か1人でも同じ状況の人を救えるのならばというエゴが筆をまたひとつ運ばせます。

 

 

 

 

ドイツ留学中に、外国人男性からセクハラを受けました。

 

 

 

 

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あれは2016年4月、春の晴れた日でした。私はドイツへ留学して9ヶ月経ち、生活にも慣れてドイツ語も日常会話であれば何なりとこなせるほどでした。


とある留学生向けの授業でクラスメートだった男性がいました。トルコ出身で、23.4歳くらい。大学では正規生として、確か英語学を勉強していました。

 

 

 

彼は出会ったその日から私のことを気に入ってくれ、授業終わりには毎回話しかけに来てくれました。そんなに社交的でなく友達が少なかった私にとって、彼が親しみやすかったのは間違いないです。

 

彼はことあるごとに遊びに誘ってくれました。私はそのたびに断りました。彼とする会話はいくらか他愛なさすぎて、私にとってはクラスメート以上でも以下でもなかったのです。とにかく、「休日に2人で会いたい」と思える相手ではなかったのです。

 

そうやって遊びを断る日々が4ヶ月程過ぎ、あまりにしつこかったので、一度だけ誘いにのってみることにしました。

 

 

「後留学も残りわずかだし」

「インターナショナルに関わるのって何となく良さそうだし」

 

 

半ば強引に自分の中で理由を付けて彼と待ち合わせました。街の中心に位置するカフェでお茶をしたあと、近くの公園のベンチに座って話すことに。

 

その日は本当に太陽がキラキラ輝く晴れた日で、地面に咲いている花がいつもより綺麗に見えました。そんな花をじっと見ていると彼は急にその花たちを摘み上げ、束ねて私に渡して言いました。

 

 

「綺麗な花を、綺麗なあなたに」

 

 

正直、どん引きでした。

 

しかしすみません、これは主観になりすぎました。

 

 

とにかく、私は言われた言葉なんてもはや関係なく、なぜキラキラと生きている花たちを平気でちぎることができるのか、理解できなかったし、そんなことでイライラしてしまうほど彼といるのは少しストレスでした。

 

 

 

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やっぱり今日来るんじゃなかったな〜と、あと30分くらい話したら適当に切り上げて帰ろうと考えていたその時です。急に彼がものすごい勢いで話し始めました。

 

※実際に言われたことをそのまま書くので、性的なことが苦手な方は読むのをお控えください。

 

 

 

 

「日本人ってセックスするまでどのくらいの期間が必要なの?」

 

はあ?

 

「僕たちは結構期間的には短い民族なんだ〜。」

 

聞いてねえ

 

「日本人って慎重っていうけど本当なの?」

 

知らねえ

 

「ところで彼氏はいるの?」

 

そろそろめんどくさいぞ

 

「前の彼とはセックスしたの?」

 

はあ?(2回目)

 

 

 

「どれくらい初めてのセックスするまでに時間かかったの?」

「なんで別れちゃったの?」

「今まで何人と付き合ったの?」

 

 

だめだそろそろ私の限界が・・・・・・

 

 

 

「僕は一度日本人の子と付き合っててね〜。」

「彼女はすごくよかったよ。」

「身体の相性もすごくよかったよ。」

  

 

 

 

 

お願いだからもうやめて・・・・・・

 

 

 

 

 

こんな質問を異性関係なく人から受けるのは初めてでした。 

 

日本に比べて海外は性に対してオープンだと聞いたことのあった私は、これも文化の違いだと思い、初めのほうは少し笑いながら「そんなの人によるでしょ」と答えを濁していました。

 

 

 

上に書いたセリフはほんの抜粋で、本当はその3倍ほどの言葉を浴びました。途中から、彼がどんどんエスカレートして、私は無言(答える気も置きなかった)彼がひたすら自分のセックス論について話すという状況でした。

 

 

 

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私の嫌がるそぶりに気付かず、永遠に笑いながら持論を話し続ける彼、どうしていいか分からず気持ち悪さだけが胸をまとうわたし。

 

 

 

途中で気付きました。

 

 

 

これが世で言う

 

セクシャル・ハラスメントか、と。

 

 

 

 

その事実に気付いたとき、胸の内が少し軽くなりました。その事実にさえ気付いていなかったのです。気付くことができなかったのです。なぜなら、「それはセクハラだよ!」とその場で言ってくれる人なんていないから。

 

 

 

 

その次に思いました。

 

 

 

 

全くもって対処法が分からない。

 

 

 

「セクハラ」の体験談に関する記事は何度も読んだことがありましたが、「セクハラを受けたら連絡してください」と事後対策をしてくれる機関も知っていましたが、セクハラを受けている最中に取るべき行動を教えてくれる媒体は知らなかったのです。

 

 

 

耐え忍ぶにはもう我慢の限界に達していました。

 

走って逃げ去っても、相手は男性。すぐに追いつかれることも自明でした。

 

人に怒鳴ることなんてしたことがなかったので、そんな術も私にはありませんでした。

 

 

 

私には、自分の意見を相手に伝えるという方法しか残されていませんでした。

 

 

 

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 相手が引き続きセックスについて語っている途中、勇気を出して言いました。

 

 

「あの」

 

「そういう話、好きじゃないんだ」

 

 

 

(以下漫画では省略した物語)

 

 

『ああ、本当に?そっか、じゃあ違う話にしようか』

 

『きみは、彼氏となんで別れたりしたの??』

 

 

 

 

そうじゃないよおおおおおおお

 

私が言いたいのはそうじゃないよおおおおお

 

 

 

 

 この人には1から10まで全部言わないと伝わらない。

 

 

そう思った私は半ば半泣きで訴えかけました。

 

 

 

「お願いだからやめて、性とかセックスとかそういう話が本当に好きじゃない。恋愛の話さえもうしたくない。お願いだからやめて」

 

 

 

彼からは、意外にも「ごめん」との声。

 

 

 

 

何か物足りないくらいあっさりと、私のセクハラ事件は幕を閉じたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

セクハラに関しての知識なんて並程度だし、Facebookでたまに流れてくる"有名な"体験談やインタビューを目にするくらいだし、実際の現場も知らない私だけれど、

 

そんな私もセクハラを受けた1人となってしまいました。

 

 

それっきり彼からの連絡は全て無視、というか彼の名前を見るのも気持ち悪く感じるほどの経験でした。

 

 

「セクハラ受けたって、伝えたら何とかなるよ!」と言ってこのブログを締めたいところですが、残念ながら私にはそれができません。

 

 

だって、何とかなっていないのだから。

 

 

実際にその場は切り抜けることができたけれど、あれから今まで私の胸の中で最悪な思い出として残り続けているし、これから先もきっとコトあるごとに思い出すでしょう。 

 

 

 

何が、誰が悪かったのかも、分からない。

 

何が原因か分かったところで、起きてしまった出来事は消えない。一度抱いた「気持ち悪い」という感情も消えない。

 

 

 

 

人と人が、もっと、お互いのことを考えて思いやれる世の中になればいいのに。

 

 

 

 

自分の当たり前と相手の当たり前は違うこと。

 

自分が好きなものが相手も好きとは限らないこと。

 

自分が見聞きしただけの文化と相手が持つ本当の文化は違うこと。

 

助けてと声に出せない人がいること。

 

相手がもしかしたら、そんな人かもしれないこと。

 

言葉は時に人を傷つけること。

 

 

 

 

そんなことを、分かる人が増えて、明日が今日よりもほんの少しでも生きやすい社会になれば、と思うのでした。

 

 

 

 

そんな社会を実現させるために、今私にできることは、絵と文で伝えることだと思った限りです。

 

 

 

 

 

 

 

この話が、本当に誰かを支えることができるのかは分からないし、自信なんてさらさらないけれど、できるだけたくさんの人に読んでほしい。伝えたい。

 

 

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