ドイツ人も知らない小さな田舎ビーレフェルトに留学していたはなし。

国立大学でドイツ語を2年半勉強した後、ドイツのビーレフェルト大学へ2016年9月から留学していました。レベルはB2-C1程度(だと思います)。教育学をメインに勉強しています。私が留学準備をするときに「ビーレフェルト 留学」で検索をするも情報が少なく心もとなかったので、今後ビーレフェルトに来る日本人学生さんの助けになればと思って更新しています^^

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【ドイツ留学】ドイツ語圏の14大学一覧とその特色

「ドイツ語圏留学を考えているけどどこがいいのか分からない・・・」

 

 そんな方のために、大学の尊敬する先生の説明を参考にしつつわたしの意見もいれ、ドイツで著名な各大学について書いていこうと思います^^

 

  

(各大学の特徴:北から南へ)

 

※「日本学」がある大学

メリット

・日本に興味のある学生が多いので友だちも作りやすい

・分からないことは日本語で教えてもらえる

デメリット

・日本語を話せるドイツ人が普通の大学が多い

・人に頼れる機会が多すぎる

 

 

【ベルリン工科大学】(ベルリン市:人口337万人)

TU Berlin: Technische Universität Berlin

創立:1770年  学生数:32000人

学部(文系のみ)文学部(講座=哲学、文学、知識史・技術史、芸術史、都市学(歴史研究)、教育学、言語学、職業教育)

日本学:なし(ベルリン自由大学、フンボルト大学には日本学あり。ベルリン工科大学からフンボルト大学までは30分くらい、自由大までは40分くらい)

シラバス

http://www2.lsf.tu-berlin.de/qisserver/servlet/de.his.servlet.RequestDispatcherServlet?state=wtree&search=1&category=veranstaltung.browse&menuid=lectureindex&menu_open=y

 

特色:ベルリンはドイツ第一の大都市で、大学も3つあります。また、ベルリン国立図書館(Staatsbibliothek Berlin)など、勉強をする環境も整っており、ベルリン・フィルや国立歌劇場、数多くの美術館、博物館など、文化的な施設がとても充実しています。工科大学ですが、文系の勉強もできます(特にナチス研究や反ユダヤ主義研究で有名)。

 

アクセス:フランクフルト空港から飛行機で1時間、新幹線(ICE)で4時間30分。ベルリン空港がもちろんですが近いですね。

 

▼ベルリンの街中にどーん!とありました。
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ビーレフェルト大学】(ノルトライン=ヴェストファーレン州ビーレフェルト市:人口32万人)

Universität Bielefeld

創立:1969年 学生数:22000人

学部:歴史・哲学部、文学・言語学部、法学部、経済学部、教育学部

日本学:なし

シラバス https://ekvv.uni-bielefeld.de/kvv_publ/publ/Home.jsp

 

特色:文系では言語学、ドイツ語教育学が有名です。社会学歴史学は世界的に有名な大学。町の規模は大きいですが、世界史の教科書にも出てくる「トイトブルクの森」のなかにある町(と大学)で、近郊に大都市もないです。ドイツ人のイメージは「田舎」。けれど、普通電車で2時間(特急でもあまりかわらない)でルール工業地帯に行くことができます(例えばドイツにおける日本の拠点デュッセルドルフ、香川真二がプレーするドルトムントシャルケのあるゲルゼンキルヒェンなど)。

 

アクセス:フランクフルト空港からは必ず乗り換え(ケルン)が必要で、新幹線で3時間。デュッセルドルフ空港・ハノーファー空港が近いです。

 

▼キャンパスの容姿と室内の綺麗さには期待しない方がいいです(笑)

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ミュンスター大学】(ノルトライン=ヴェストファーレン州ミュンスター市:人口29万人)

Universität Münster

創立:1780年 学生数:44000人

学部(文系のみ)法学部、神学部、経済学部、教育学部社会学部、心理学部、歴史学部、哲学部

日本学:なし

QS世界大学ランキング:161位

シラバス

https://studium.uni-muenster.de/qisserver/rds?state=wtree&search=1&category=veranstaltung.browse&navigationPosition=lectures%2Clectureindex&breadcrumb=lectureindex&topitem=lectures&subitem=lectureindex

 

特色:1648年に30年戦争を終結すべくミュンスターとオズナブリュックの間でウェストファリア条約が締結された市庁舎が存在する街で有名。ミュンスターという街自体が1つのキャンパス(のよう)になっていて、様々な学部のキャンパスが街のあちこちに散らばっています。人口に対する学生の割合が高くて、学術都市。世界で最も住みやすい街に選ばれたこともあるそうです。

 

アクセス:フランクフルト空港からは必ず乗り換え(ケルン)が必要で、新幹線で3時間。デュッセルドルフ空港・ハノーファー空港が近いですね。

 

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▲メインキャンパス

 

 

 

ゲッティンゲン大学】(ニーダーザクセン州ゲッティンゲン市:人口11万6千人)

Georg-August-Universität Göttingen

創立:1734年 学生数:30000人

学部(文系のみ)法学部、社会科学部、経済科学部、神学部、哲学部

日本学:なし

QS世界大学ランキング:146位

シラバス

https://univz.uni-goettingen.de/qisserver/rds?state=wtree&search=1&category=veranstaltung.browse&menuid=lectureindex

 

特色:かつてグリム兄弟が教鞭を執った大学で、「ゲッティンゲン7教授事件」でも有名です。北ドイツ最大の大学図書館があります。また、20世紀初頭には同大学関係者が頻繁にノーベル賞を受賞し、「ゲッティンゲンのノーベル賞の奇跡」と呼ばれていたり(これまで同大学に関係したノーベル賞受賞者は45名)。町は大学を中心に発展したので、こじんまりしていて静かなよう。

 

アクセス:フランクフルト空港から新幹線(ICE)で2時間。新幹線で50分のハノーファー空港が近いです。

 

 

ボーフム大学】(ノルトライン=ヴェストファーレン州ボーフム市:人口36万人)

Ruhr-Universität Bochum | menschlich - weltoffen - leistungsstark

創立:1962年、学生数34000人。

学部:神学部、哲学・教育学部、文献学部、法学部、経済学部、社会科学部、東アジア研究学部、心理学部

日本学:あり

シラバス http://www.uv.rub.de/pvz-planung/i3v/00022000/15793122.htm

 

特色:ボーフムは「ルール工業地帯」の中心地。残念ですが町自体はなにも見るものがありません(笑)大学も中央駅からトラムで30分ほどいったところにあって遠いです。大学も「学生工場」と揶揄されたりもしますが、学部のラインアップをみればわかるとおり、いろいろなことが学べる総合大学です。

 

アクセス:フランクフルト空港から新幹線(ICE)で2時間。デュッセルドルフ空港が近いです。

 

 

デュッセルドルフ大学】(ノルトライン=ヴェストファーレン州デュッセルドルフ市:人口59万)

Universität Düsseldorf: Startseite

創立:1965年 学生数30000人

学部:哲学部、法学部、経済学部

日本学:あり

シラバス

https://lsf.uni-duesseldorf.de/qisserver/servlet/de.his.servlet.RequestDispatcherServlet;jsessionid=EB5EB5F2C1A89285E4C533BEE7CF0E57.lsf-app3-p?state=wtree&search=1&category=veranstaltung.browse&navigationPosition=lectures%2Clectureindex&breadcrumb=lectureindex&topitem=lectures&subitem=lectureindex

 

特色:デュッセルドルフはドイツにおける日本の拠点になっていて、人口の1%が日本人です。日本食レストラン、食料品店、本屋さんなどがあって歩いていたら日本語が周りから聞こえたり。ドイツ各地へのアクセスもよく、オランダ、ベルギーへも行きやすいです。大学はユダヤ研究や歴史研究が有名。日系企業も多く、親の転勤の都合で何年かだけ住んでいる(ドイツ語の話せない)日本人がたくさんいる印象です。本当に、日本にいるような感覚になるので、「ドイツに」留学したい方は他の大学を優先して考えるのもいいかもしれません。

 

アクセス:フランクフルト空港から新幹線(ICE)で1時間15分~40分。もちろんデュッセルドルフ空港が近いです。成田から全日空の直行便もあるそうです。

 

 

【アーヘン工科大学】(ノルトライン=ヴェストファーレン州アーヘン市:人口24万人)

RWTH AACHEN UNIVERSITY - Rheinisch-Westfaelische Technische Hochschule - Deutsch

創立:1870年 学生数:42000人

学部(文系のみ):哲学部(教育学、ヨーロッパ研究、デジタルメディアコミュニケーション、ドイツ文学、歴史学政治学、心理学、社会学言語学)、経済学部

日本学:なし

シラバス

http://www.campus.rwth-aachen.de/rwth/all/fields.asp?group=Bachelor+of+Arts+%28B.A.%29&tguid=0x0B473CF286B45B4984CD02565C07D6F8

 

特色:世界遺産にも選ばれているアーヘン大聖堂で有名です。アーヘンはカール大帝が戴冠した都市であり、EU統合の象徴としても有名です。オランダやベルギーにも一時間以内で行けますが、ドイツ各地へのアクセスは悪いです。大学は工科大学ですが、ベルリン工科大学と同様文系の勉強もできます(ただし、歴史は技術史だそう)。ヨーロッパ研究も勉強できるのは町の特色を反映していますね。

 

アクセス:フランクフルト空港から新幹線(ICE)で最速で2時間30分。デュッセルドルフ空港が近いです。

 

 

【フランクフルト大学】(ヘッセン州フランクフルト・アム・マイン市:人口70万人)

Goethe-Universität — Startseite

創立:1912年 学生数:46000人

学部(文系のみ):法、経済、教育、心理学、神学、哲学・歴史、言語・文化、文献学、地理学。

日本学:あり

シラバス

https://qis.server.uni-frankfurt.de/qisserver/rds?state=wtree&search=1&category=veranstaltung.browse&topitem=lectures&subitem=lectureindex&breadcrumb=lectureindex%27%29

 

特色:フランクフルトは交通の要衝で、ドイツにおける経済の中心地です。観光名所でもあり、様々な美術館博物館が街中にあります。デュッセルドルフの次にドイツで日本人が多い都市です。アジアショップも多く品揃えもあって日本食には困らなさそうです。昨今は移民の割合が非常に高く、そのことでも有名です。中央駅付近は色々な国の人が入り乱れすぎて個人的にドイツで1番苦手な雰囲気でした(苦笑)が、中央駅を外れるとよくあるドイツの風景です。留学生の数がドイツで1番多いようですが、日本人留学生は少ないようです。教育学や歴史学などの分野が強いです。留学生が多く歴史があるせいか、寮がとても狭くあまり綺麗ではありません。友だちは1フロア20人ほどでキッチン・トイレ・シャワーを共用して生活していました。また、フランクフルト市にはドイツ国立図書館(Deutsche Nationalbibliothek、1945年以後にドイツで発行された本は基本的にすべてある)があって、勉強をしたい人にはよい環境かと。

 

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 ▲メインの建物。綺麗でした!

 

 

ハイデルベルク大学】(バーデン=ヴュルテンベルク州ハイデルベルク市:人口15万)

Universität Heidelberg

創立:1386年 学生数:30000人

QS世界大学ランキング49位

学部:精神科学・神学部、法経・社会科学部

日本学:あり

シラバス http://www.uni-heidelberg.de/studium/imstudium/vorlesungen/

 

特色:ドイツでも1,2を争う観光地です。社会学マックス・ウェーバーなど著名な学者も輩出してきました。ドイツ最古の大学かつ、QS世界大学ランキングもドイツでトップというのが関係あるのか、日本人留学生の数がとても多いです。また、ハイデルベルクはドイツの中央部にあり、各地へのアクセスも簡単でフランスにも近いです。ハイデルベルク大学はドイツにおける日本学研究の中心的な存在で、日本語を話せるドイツ人が多い印象です。かなり日本人留学生が多いようなので、助け合えて生活には困らなさそうです。

 

アクセス:フランクフルト空港から新幹線(ICE)で50分。

 

▼留学中の友達がよく勉強しているキャンパスだそう。大学の建物が綺麗で羨ましい、、!
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ニュルンベルク・エアランゲン大学】(バイエルン州ニュルンベルク市:人口49万人、エアランゲン市:人口10万5千人)

Friedrich-Alexander-Universität Erlangen-Nürnberg › FAU.DE

創立:1742年 学生数:39000人

学部:法経・社会科学部、言語・文化学部、哲学部

日本学:あり

シラバス https://univis.fau.de/formbot/dsc_3Danew_2Ftlecture

特色:エアランゲンとニュルンベルク(20kmくらい離れている)の2キャンパスです。ニュルンベルクは観光地で有名ですが、エアランゲンは静かな大学町です。

 

アクセス:フランクフルト空港からは新幹線(ICE)で3時間程度。ミュンヘン空港の方が近いです。

 

 

アウクスブルク大学】(バイエルン州アウクスブルク市:人口27万人)

Universität Augsburg

創立:1970年 学生数:19000人

学部(文系のみ):経済学部、神学部、法学部、歴史学部、社会科学部

日本学:なし

特色:日本ではあまりなじみがありませんが、南ドイツの中心的都市だそうです。

 

アクセス:フランクフルト空港から新幹線(ICE)で三時間。ミュンヘンまで新幹線(ICE)で30分。ミュンヘン空港の方が近いです。

 

 

ミュンヘン大学】(バイエルン州ミュンヘン市:人口140万人)

LMU München

創立:1472年 学生数:52000人

学部:神学部、法学部、経営学部、経済学部、歴史・文化科学部、哲学・科学論・宗教学部、文化学部、社会科学部。

日本学:あり

QS世界大学ランキング:52位

シラバス

https://lsf.verwaltung.uni-muenchen.de/qisserver/rds;jsessionid=AE767BF83DEAC8897D48818CB80684FB.lsf3?state=wtree&search=1&category=veranstaltung.browse&navigationPosition=functions%2Clectureindex&breadcrumb=lectureindex&topitem=locallinks&subitem=lectureindex

 

特色:ミュンヘンは南ドイツの中心都市で、大学もQS世界ランキングでドイツの大学としては2位になります。規模の大きい総合大学で、幅広く学ぶことができます。また、ミュンヘンはベルリンと並んで文化的な施設が充実しています。オーストリアもイタリアもそれほど遠くありません。ミュンヘンを含むバイエルン州ではバイエルン方言が盛んです。

 

アクセス:フランクフルト空港から新幹線(ICE)で3時間。ミュンヘン空港のほうが断然近いです。

 

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▲大学内。大理石っぽい雰囲気でいい感じ。

 

ミュンヘン大学はナチズム時代の学生の反ナチ運動として有名な「白バラ運動」の舞台となった場所でもあります。白バラ運動とは、ミュンヘン大学の学生であったショル兄弟が中心となり、教授等と協力して制作した反ナチのビラを、ミュンヘン大学内でばらまくなどした運動です。もっと知りたい方は、ググるとすぐ出てくるのでぜひ。私が訪れたときは、その「白バラ運動」についての展示が大学内で行われていました。(2017年1月)

 

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▲真ん中の女の子が、白バラ運動で最も認識されているゾフィー・ショルです 

 

 

チューリヒ大学】(スイス・チューリヒ市:人口38万)

UZH - Universität Zürich

創立:1833年 学生数:26000人

学部(文系のみ):哲学部、法学部、神学部

日本学:あり

QS世界大学ランキング:57位

シラバス http://www.vorlesungen.uzh.ch/HS15/lehrangebot.html

 

特色:大学ランキングでトップに位置し、優れた教育を受けることができます。

 

 

ウィーン大学】(オーストリア・ウィーン市:人口174万人)

Universität Wien

創立:1365年 学生数:93000人

学部(文系のみ):神学部、法学部、経済学部、歴史・文化学部、哲学部、教育学部、審理学部、社会科学部、翻訳科学部

日本学:あり

シラバス http://online.univie.ac.at/vlvz?extended=Y

(検索形式だが、下にある「Blättern」ボタンを押せば、閲覧が可能です)

 

特色:かつてのハプスブルク帝国の中心的学術機関として、フロイトなど数々の著名な研究者を輩出してきました。ウィーンは観光地としても有名ですが、オペラ、コンサートや博物館訪問など文化的な生活を送るのにも向いています。オーストリア国立図書館(Österreichische Nationalbibliothek)はかつての王宮内にあって、充実した文献を所蔵しています。オーストリアのことに関心がある人にはいいですが、ドイツのことを勉強したい人は、当たり前ですがドイツの大学へ行ったほうがいいと思います。ウィーンはチェコハンガリーへのアクセスが便利なので、東欧に関心のある人にはいい環境かと。

 

 

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